母方の祖母が危篤との知らせ。
老衰なので病院でいろいろさせるよりは、自宅で安らかに逝ったほうが本望だろうと、田舎の家で寝たきりだったおばあちゃん・・・。
ちょっとだけボケ始めていたけど、それでも今年の春まではちゃんと歩いていたし、デイサービスにも通っていたし、とても元気だったのに・・・。
田舎は遠く、離れているので、まだまーちゃんをおばあちゃんに会わせたことがない。
お盆になったらまーちゃんを見せに行こうって思ってたけど、もしかしたら間に合わないかも・・・。今会わせてあげなくちゃ!!
大急ぎでまーちゃんを連れて田舎へ。
祖母は布団に横たわり、ふーっふーっと苦しそうに息をしていた。
ガラガラに痩せてしまって・・・・。
意識はほとんどない。
まーちゃんの手を握らせて
「ほら、ばーちゃん、まーちゃんだよ。ばーちゃんのひ孫だよ。」と声をかけた。
まーちゃんはきょとんとしていた。
叔母の話では、前夜オムツから溢れるほどに真っ黒な便が出たそうだ。
ほとんど何も食べられず、水さえ飲めない状態なのに、すごい量だったらしい。
それを聞いた母の顔色が変わった。
父方の祖父が亡くなった時もそうだったからだ。
亡くなる間際に、大量の便が出た。
老衰の人間は死ぬ前に、体の中にたまっている物を全部出してから死ぬのだろうか・・・・。
「そろそろ・・・なのかもね」と母がぼそっと言った。
今日は母は泊り込むことに。
アタシは明日は仕事があるので、まーちゃんと一旦帰ることに。
後ろ髪引かれながら家路についた。
家に着き、ほっと一息ついたところに母から電話。
「今、亡くなったよ」
苦しまずにすーっと亡くなったそうだ。
最後にまーちゃんと対面させることができてよかった。
もしかしたら、まーちゃんが来るまで待っていてくれたのかも・・・。
5人の子供を産んだ祖母。
アタシの母は40代でできた末っ子。
よくアタシの母を産んでくれたな・・と思う。
母がいなかったらアタシも、まーちゃんもいない。
ありがとうおばあちゃん。
年をとってもじーちゃんとラブラブだったよね。
天国でじーちゃんとゆっくりしてね。
★人気blogランキング★
---------------------------------
まーちゃん0歳8ヶ月25日
---------------------------------